秋から冬にかけてはマラソンや駅伝のシーズンですよね。
今年はリオオリンピックで盛り上がりましたが、
来年には世界陸上もありマラソンの代表争いもそろそろ始まる頃です。
いつもテレビを見ては選手の走りに胸を躍らせている俺だが、
自分はマラソンなんて今まで一度も走った経験がない。
そもそも運動オンチだし、走ることには全くといって自信がない。
学校の体育の授業でやる持久走ですら苦手で大っ嫌いだった。
そんな俺がある日、いつもなら家でマラソン中継を見ているのに、
その日は、初めて沿道に出て応援してみることにしたんです。
必死に走る選手の走りを生で見た時、俺は心を打たれ胸が熱くなり、
徐々に“自分でも走ってみたい!”という思いが強くなっていました。
思い立ったらすぐに行動に移すタイプだった俺は、
早速、次の日からランニング教室に通うことにしました。
マラソンで42.195キロを完走するぞ!と意気込んで通い始めたものの、
まさかこんなにトレーニングがキツイとは・・・
平行して筋力アップのために基礎体力作りも行っていたから、
最初の1~2週間くらいはついて行くのがやっとの状態でした。
ただ頑張れば変われるもんですね。
半年後には、なんとか42.195キロを走れるまでになっていたんです。
本当はメジャーな大会に出たかったんだけど、
とりあえ地元のマラソン大会で腕試ししてみることに。
大会当日、朝から緊張しまくりでスタートラインにつくと
今までにないくらい足がブルブルと震え出しました。
いざスタートすると周りが速すぎて後方に置いてけぼりになり、
ペースが上がりそうになったけど、焦らずマイペースを守りました。
その後、押し返して30キロまでは良い調子で走っていましたが、
案の定30キロを過ぎてからは足が動かなくなってきたんです。
もうタイムなんてどうでもいい!完走したいんだ!
とにかく、がむしゃらに走ってひたすらゴールを目指すのみ。
最後の5キロくらいはほとんど歩いていましたが、
なんとか目標の42.195キロを完走することができました。
タイムは7時間10分でメチャクチャ遅かったんだけど、
走り終わってからは、心が達成感に満ち溢れていたんです。
よし!次は東京マラソンにエントリーしよう!
ただその前に制限時間の7時間を切れるようにならないと、
東京マラソンに出ても完走することができません。
もう少しトレーニングして、来年こそは東京マラソン出場だ!