牡蠣が男性ホルモン高め機能をアップするのはなぜ?

牡蠣にたっぷり含まれる亜鉛は男性機能と直結していて、別名セックスミネラルと呼ばれています。
亜鉛が精力や生殖にどのようなメカニズムで効果をもたらすのか調べます。

精子と精液を作りだす亜鉛

子どもの亜鉛欠乏症は生殖器発育障害を起こし、成人に達してからの亜鉛欠乏症は睾丸の萎縮や精子形成能の不全になります。
亜鉛は内臓の中で前立腺に最も多く、精液中には1デシリットル当たり10ミリグラムから35ミリグラムと高濃度で存在しています。精液中の亜鉛濃度と精子量には相関関係がみられ、亜鉛が不足すると精子の生成が減少し精力も減退してしまうのです。
また亜鉛は精子の核を安定させ変形のない精子を成熟させ、成熟後は精子から離脱して精子に運動能力を与えます。
精子はアルカリ性の精液の援護で、強酸性の女性生殖器を子宮まで泳ぎきらなくてはなりません。つまり精液量が足りないと着底する以前に酸で死滅してしまうので、充分な精液を作るためにも亜鉛は必要になります。

亜鉛と男性ホルモン・テストステロン

テストステロンは髭や太い骨格、たくましい筋肉という男らしさを作るホルモンです。生殖機能と密接にかかわるホルモンなのでストレスや生活習慣、加齢などが原因になり分泌が少なくなると精力の減退や機能障害が起こります。
精力剤に配合されるGHリリーザーは成長ホルモンの分泌を促す働きを持ち、亜鉛、アルギニン、アスパラギン酸、ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムなどで構成されています。
GHリリーザーにより分泌が促進された成長ホルモンは筋肉を増やす働きがあり、筋肉を刺激することでテストステロンが増えるという仕組みになっています。
牡蠣に含まれる亜鉛はGHリリーザーの構成に不可欠ですが、直接テストステロンを増やすわけではありません。

牡蠣の亜鉛で男性機能を向上させましょう

牡蠣の亜鉛含有量は100グラム中13.2ミリグラム、亜鉛が多いとされる他の食品の2倍から3倍も含まれています。男性の1日に必要な亜鉛摂取量は10ミリグラムですから、牡蠣約76グラムでカバーできます。具体的な量としてみてみると生牡蠣なら4個弱、カキフライなら一人前です。
著しく男性機能に問題がある時には精力増強のためには15ミリグラム、勃起力の回復には20ミリグラムが望ましいとされています。
元気になれるからとたくさん摂り過ぎると、脱毛や倦怠感、免疫力の低下などの副作用が起こります。一日40ミリグラムの亜鉛摂取限値は必ず守るようにしましょう。
近年は先天的な無精子症より、精子数の不足や奇形、運動量の不足による男性の不妊症が増加の傾向にあると言われています。
亜鉛は男性機能だけではなく女性の妊娠にもかかわりますから、子どもを望まれる方はご夫婦で亜鉛を摂取しましょう。

多忙で乱れがちな食生活やストレスで精力が減退気味になりやすい毎日です。
亜鉛含有量が特出した牡蠣は、男性のポテンシャルを引き出す天然の強壮剤ともいえるでしょう。
もっと詳しく知りたい方は、亜鉛の効果を参考にしてください。